製品の特徴
傷ついた胃粘膜を修復・保護して胃の不快な症状を改善する胃腸薬です。
荒れた胃粘膜を修復、すぐれた消炎作用とともに、胃壁に保護膜を形成します。即効性と持続性の制酸剤の組合せによって過剰な酸を中和するとともに、胃酸分泌を抑制して、胃の痛み、むかつきなどの不快な症状をとり除きます。
効果的な食前・食間の空腹時服用型です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
- 次の人は服用しないでください。
透析療法をうけている人 - 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。
胃腸鎮痛鎮痙薬 - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがある) - 長期連用しないでください。
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師にご相談ください。
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 高齢者
- 本人又は家族がアレルギー体質の人
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の症状のある人
排尿困難 - 次の診断を受けた人
腎臓病、心臓病、緑内障
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、添付説明書を持って医師又は薬剤師にご相談ください。
- 服用後、次の症状があらわれた場合
皮ふ・・・発疹・発赤、かゆみ - 2週間位服用しても症状がよくならない場合
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師にご相談ください。
口のかわき
効能・効果
胃痛、胃部不快感、胸やけ、胃重、胃もたれ、胃酸過多、胃部膨満感、胸つかえ、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、悪心)、嘔吐、げっぷ(おくび)、飲みすぎ
成分・分量
| 有効成分 | 配合量 | 作用 |
制酸剤 | 炭酸水素ナトリウム | 1800mg | 胃酸を速効的に中和します。 |
重質炭酸マグネシウム | 180mg |
沈降炭酸カルシウム | 540mg |
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム | 600mg | 胃酸を持続的に中和し、胃粘膜表面に付着して 膜を作り、胃粘膜を保護するとともに、抗ペプシン 作用も示します。 |
ロートエキス | 30mg | 胃液分泌抑制作用があり、制酸剤と組み合わせると 胃酸中和効果が持続します。 |
消化剤 | アズレンスルホン酸ナトリウム | 6mg | 消炎作用を有するカミツレという植物の研究から得られた 成分で、胃粘膜に直接作用して炎症をしずめます。 また、粘膜組織を再生して胃粘膜を修復します。 |
L-グルタミン | 900mg | アミノ酸の一種で、胃粘膜の表面を覆う粘液の生合成を 促して、胃粘膜の修復を助けます。さらに胃酸の胃粘膜 内への逆侵入を防ぐという、逆拡散抑制作用もあります。 |
添加物:カンゾウ、L-メントール、ヒドロキシプロピルセルロース、ピドロキシプロピルスターチ、D-マンニトール
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わる)
- 使用期限(外箱に記載)を過ぎた製品は使用しないでください。なお、使用期限内であっても一度開封した後は、なるべく早くご使用ください。
- 1包を分けて服用したときの残りは、袋の口を折り返して封をするように閉じ、2日以内に使用してください。
用法・用量
次の量を食前又は食間の空腹時に水又はお湯で服用してください。
15才以上・・・1回1包/1日3回
11才以上15才未満・・・1回2/3包、1日3回
11才未満・・・服用しないこと
※食間とは・・・食後2-3時間をさします。用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を厳守してください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。