一般用医薬品

アバロン S

リスク区分 第二類医薬品

製品の特徴

ソファルコンを医療用と同じ1日量300mg配合した、胃の痛み・不快な胃の症状などに良く効く、微粒の胃腸薬です。ソファルコンが粘液バリアー層を形成して胃粘膜を保護し、あれた胃粘膜を修復します。3種の制酸剤があれた胃粘膜を刺激する胃酸をおさえます。

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
  1. 次の人は服用しないこと
    透析療法を受けている人。
  2. 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
    胃腸鎮痛鎮痙薬(胃や腸の痛みをおさえる薬)
  3. 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがある)
  4. 長期連用しないこと

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
    1. 医師の治療を受けている人。
      (医師から処方されている薬に影響したり、本剤と同じ種類の薬を服用している可能性もある)
    2. 妊婦又は妊娠していると思われる人。
      (妊婦又は妊娠していると思われる婦人は薬の服用には慎重を期す必要がある)
    3. 高齢者。
      (一般的に高齢者(65才以上)は、生理機能が衰えていることが多いので注意すること)
    4. 本人又は家族がアレルギー体質の人。
    5. 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
      (何らかの薬でアレルギー症状を起こした人は、本剤でも起こる可能性がある)
    6. 次の症状のある人。
      排尿困難(ロートエキスにより、前立腺肥大による排尿障害のある人はさらに尿がでにくくなることがある)
    7. 次の診断を受けた人。
      腎臓病(配合成分の中には腎臓から排泄されるものもある)
      心臓病(ロートエキスにより、脈拍があがったり、心臓がどきどきしたりする可能性がある)
      緑内障(ロートエキスにより、緑内障の症状(例えば目の痛み、目のかすみ等)が悪化したりすることがある)
    8. 他の薬剤を服用している人。
      (同時に服用する他の薬剤の有効性や安全性に影響を与える可能性がある)
  2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談すること
    1. 服用後、次の症状があらわれた場合。
      関係部位症状
      皮ふ発疹・発赤、かゆみ
      (*アレルギー症状があらわれた時は、早めの手当が重要)
      まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
      症状の名称症状
      肝機能障害全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる
    2. 2週間位服用しても症状がよくならない場合。
      (2週間の服用で症状が改善しない場合は他の病気も考えられるので、漫然と服用しないこと)
  3. 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること
    口のかわき、便秘、下痢、胸やけ

その他の注意

  1. 母乳が出にくくなることがある。
  2. 本剤の服用により、目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあるので、乗物又は機械類の運転操作には注意すること。

効能・効果

胃痛、胃部不快感、はきけ(胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気)、胸やけ、飲みすぎ、胃酸過多、胃部膨満感、胃もたれ、胃重、胸つかえ、げっぷ、嘔吐

成分・分量

1包(1.3g)中
成分分量はたらき
ソファルコン100mgアルコール、ストレス等であれた胃粘膜を修復します
ケイ酸アルミン酸マグネシウム300mgあれた胃粘膜を刺激する胃酸を3種の制酸剤がおさえます
炭酸水素ナトリウム200mg
ロートエキス3倍散30mg
(ロートエキスとして10mg)
添加物:リン酸水素Ca、D-マンニトール、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリソルベート80、香料、グリセリン、ヒドロキシプロピルセルロース、l-メントール、トウモロコシデンプン

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  2. 小児の手のとどかない所に保管してください。
  3. 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
  4. 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。

用法・用量

次の量を食間又は就寝前に服用してください。
年令15才以上15才未満
1回量1包服用しないこと
服用回数1日3回
*食間の服用は、食事の後2-3時間を目安にします。

注意

(1)定められた用法、用量を厳守してください。

製薬会社

大正製薬