製品の特徴
胃腸の過度の緊張やけいれんをやわらげるとともに、過剰に分泌された胃酸を抑えて、胃痛、腹痛をしずめる胃腸薬です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
- 次の人は服用しないで下さい。
本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人 - 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないで下さい。
他の胃腸鎮痛痙薬、ロートエキスを含有する他の胃腸薬、乗物酔い薬、抗ヒスタミン剤 - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないで下さい。
(目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります)
相談すること
- 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談して下さい。
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 高齢者
- 本人又は家族がアレルギー体質の人
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の症状のある人:排尿困難
- 次の診断を受けた人:心臓病、緑内障
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、添付文書を持って医師または薬剤師に相談して下さい。
- 服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
精神神経系 | 頭痛 |
その他 | 顔のほてり、異常なまぶしさ、排尿困難 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
症状の名称 | 症状 |
ショック(アナフィラキシー) | 服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。 |
- 5-6回使用しても症状がよくならない場合
- 次の症状があらわれることがありますので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談して下さい。
口のかわき、便秘
効能・効果
胃痛、頭痛、さしこみ(疝痛、癪)、胃酸過多、胸やけ
- 疝痛:内臓がキリキリとけいれんを起こすような痛み
- 癪:かなりつらい発作のような痛み
成分・分量
1日量(3錠)中
臭化ブチルスコポラミン 30.0mg
添加物として、乳糖、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、マクロゴール6000、白糖、ゼラチン、アラビアゴム末、タルク、酸化チタン、カルナウバロウ及びサラシミツロウを含有する。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
- 使用期限を過ぎた製品は使用しないで下さい。
用法・用量
年齢 | 1回量 | 用法 |
成人(15才以上) | 1錠 | 1日3回を限度として服用して下さい。なお、服用間隔は4時間以上おいて下さい。 |
15才未満 | 服用しないで下さい。 |
用法や用量に関する注意
- 定められた用法・用量を厳守して下さい。
- 小児(15才未満)には服用させないで下さい。