製品の特徴
せき・たんに効く鎮咳去痰薬です。4種類の鎮咳・去たん生薬を配合しています。のどにやさしいユーカリ・ミント味ののみやすいシロップです。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等) - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります。) - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
- 過量服用・長期連用しないでください
(怠感や虚脱感等があらわれるおそれがあります。)
相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
高熱、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
心臓病、高血圧、糖尿病、緑内障、甲状腺機能障害
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 吐き気・嘔吐、食欲不振 |
精神神経系 | めまい |
泌尿器 | 排尿困難 |
- 服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
便秘、口のかわき、眠気 - 5-6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
成分・分量
60ml中
成分 | 分量 | 働き |
ジヒドロコデインリン酸塩 | 30mg | せきの中枢に働いてせきを鎮めます。 |
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 | 75mg | 気管支をひろげてせきを鎮めます。 |
ジフェニルピラリン塩酸塩 | 6mg | アレルギーが原因となって起こるせきを鎮めます。 |
グアヤコールスルホン酸カリウム | 270mg | 気道粘液の分泌を高め、のどにからんだたんをうすめて出しやすくします。 |
キキョウエキス | 250mg | 鎮咳・去たん作用の他に抗炎症作用をもち、症状をやわらげます。 |
オウヒエキス | 40mg | 気管支の運動を促進し、せきを鎮め、たんを出しやすくします。 |
セネガエキス | 100mg | 気道粘液の分泌を高め、たんをうすめて出しやすくします。鎮咳・去たん作用のある生薬です。 |
ソヨウ流エキス | 500mg | 気管支の緊張をやわらげてせきを鎮めます。 |
無水カフェイン | 64mg | 中枢神経に作用して他の成分の働きを助けます。 |
添加物として、塩化Ca、安息香酸Na、パラベン、アルコール、カラメル、白糖、サッカリンNa、クエン酸、pH調整剤、香料(l-メントールを含む)を含有します。成分・分量に関連する注意
本剤は、生薬エキスを配合していますので、わずかに濁りを生じることがありますが、効果には変わりありません。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わるおそれがあります。)
- 使用期限をすぎた製品は、服用しないでください。
- キャップをしめる際に、ビンの口についた液を清潔なガーゼ等でよく拭いてからしめてください。液が付いたままキャップをしめると、開けにくくなることがあります。
- 甘味成分のためキャップが開けにくくなることがありますが、このようなときは、一度キャップ部を温湯に浸してから開けてください。
用法・用量
下記の1回服用量を食後及び必要に応じて就寝前に服用します。また、場合により1日6回まで服用できますが、1日5-6回服用する場合は原則として、約4時間の間隔をおいて服用してください。
年齢 | 1回服用量 | 1日服用回数 |
大人(15才以上) | 10ml | 3回 |
11-14才 | 6.6ml |
8-10才 | 5ml |
5-7才 | 3.3ml |
3-4才 | 2.5ml |
1-2才 | 2ml |
3-11ヵ月 | 1ml |
3ヵ月末満 | 服用しないでください |
用法・用量に関連する注意
- 定められた用法・用量を厳守してください。(添付の計量コップをご使用ください)
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 2才未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。