製品の特徴
熱を下げ、せきをしずめるマオウ、のどの炎症をやわらげるカンゾウ、おだやかに熱を下げるケイヒ、かぜの症状により消耗した体力を回復させるニンジンなど4種類の和漢薬に4種類の洋薬をプラスした総合かぜ薬で、和漢薬と洋薬のダブル処方が特に発熱・悪寒(さむけ)・頭痛・のどの痛みなどの症状に優れた効果を発揮します。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる。)
- 次の人は服用しないこと
- 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないこと
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)。 - 服用後、乗物又は、機械類の運転操作をしないこと
(眠気があらわれることがある) - 服用時は飲酒しないこと
- 長期連用しないこと
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
- 医師又は歯科医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 授乳中の人。
- 高齢者。
- 本人又は家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
高熱、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍、緑内障
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
- 服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 | 症状 |
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 |
精神神経系 | めまい |
その他 | 排尿困難 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。症状の名称 | 症状 |
ショック(アナフィラキシー) | 服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。 |
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群) | 高熱を伴って、発疹・発赤、やけど様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。 |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 |
腎障害 | 全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 |
間質性肺炎 | 空せき(たんを伴わないせき)を伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。(これらの症状は、かぜの諸症状と区別が難しいこともあり、空せき、発熱等の症状が悪化した場合にも、服用を中止するとともに、医師の診療を受けること。) |
ぜんそく |
- 5-6回服用しても症状がよくならない場合
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は、増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること
口のかわき
効能・効果
かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、せき、たん、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和。
成分・分量
1日量(3包)中
成分 | 分量 | はたらき |
マオウ乾燥エキス(マオウとして3400mg) | 680mg | 熱を下げるとともに、気管支を広げてせきをしずめます |
カンゾウエキス粉末(カンゾウとして741mg) | 95mg | 炎症をおさえることにより、のどの痛みやせきを緩和します |
ケイヒ乾燥エキス(ケイヒとして660mg) | 30mg | 頭痛をやわらげ、熱を下げます |
人参乾燥エキス-E(ニンジンとして1088mg) | 75mg | かぜの症状による体力の消耗を回復させます |
アセトアミノフェン | 900mg | 熱を下げ、痛みをやわらげます |
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 | 3.5mg | くしゃみや鼻水などの症状をやわらげます |
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 | 48mg | せきの中枢に作用してせきをしずめます |
グアヤコールスルホン酸カリウム | 250mg | たんを切れやすくし、せきを軽減します |
添加物:トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースCa、乳糖、アセスルファムK
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 1包を分割し、残りを服用する場合は、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質がかわることがあります。)
- 使用期限をすぎたものは服用しないでください。
用法・用量
次の1回量を1日3回食後なるべく30分以内に服用してください。年齢 | 1回量 |
15才以上 | 1包 |
11-15才未満 | 2/3包 |
7-11才未満 | 1/2包 |
7才未満 | 服用しないこと |
用法・用量に関連する注意
- 定められた用法、用量を厳守してください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。