製品の特徴
かぜのひきはじめに効く葛根湯に、かぜで失われがちなビタミンを配合しています。
ひきはじめのかぜに満量処方の葛根湯が、身体を暖め、よく効きます。1日2回服用タイプなので、飲み忘れが少なく、昼間持ち歩く必要がありません。眠くなる成分を含んでおりません。お湯に溶かして服用することもできます。
使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないで下さい
フェニルケトン尿症の人。
(本剤はアスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)を含んでいます。)相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談して下さい
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
- 胃腸の弱い人。
- 発汗傾向の著しい人。
- 高齢者。
- 今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人:むくみ、排尿困難
- 次の診断を受けた人:高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい
- 服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃部膨満感 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
症状の名称 | 症状 |
偽アルドステロン症 | 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。 |
肝機能障害 | 全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 |
- 1ヵ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5-6回)服用しても症状がよくならない場合
- 次の症状があらわれることがありますので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい
軟便、下痢 - 長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談して下さい
効能・効果
体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
成分・分量
本品は、顆粒剤で、2包(1包2.6g)中に次の成分を含有します。
日局 葛根湯エキス(乾燥)・・・4.4g
下記の生薬の水製抽出エキス
(日局カッコン・・・8g、日局ケイヒ・・・3g、日局ショウキョウ・・・1g、日局マオウ・・・4g、日局シャクヤク・・・3g、日局タイソウ・・・4g、日局カンゾウ・・・2g)
ビスベンチアミン(ビタミンB1誘導体)・・・25.0mg
リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2酪酸エステル)・・・12.0mg
L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)・・・500.0mg
添加物:アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、ステアリン酸Mg、D-マンニトール
*成分・分量に関連する注意
(1)本剤の服用により、尿が黄色になることがありますが、これは本剤に含まれるビタミンB2酪酸エステルによるものです。
(2)本剤の服用により、尿及び大便の検査値に影響を与えることがあります。医師の検査を受ける場合は、ビタミンCを含有する製剤を服用していることを医師にお知らせ下さい。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管して下さい。
- 小児の手の届かない所に保管して下さい。
- 他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり、品質が変わります。)
- 外箱に表示の使用期限を過ぎた製品は服用しないで下さい。
- 生薬を原料として製造しているので、色や味等に多少の差異を生じることがあります。
- お湯に溶かして服用する場合は、よくかきまぜないと溶け残りを生じることがありますが、残さずに服用して下さい。
用法・用量
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人 | 1包 | 2回 朝夕、食前又は食間にそのまま水かお湯にて服用してください。またはお湯に溶かしてよくかき混ぜた後、温服してください。 |
15歳未満 | 服用しないでください。 |
食間とは食事と食事の間で、前の食事から2-3時間後のことです。
*用法・用量に関連する注意
用法・用量を厳守してください。