本剤は小児用ですが、風邪薬として定められた一般な注意事項を記載しています。
●してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
- 次の人は服用しないでください。
- 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 本剤または他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去たん薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬) - 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください。
(眠気があらわれることがあります。) - 服用時は飲酒しないでください。
- 長期連用しないでください。
●相談すること
- 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください。
- 医師または歯科医師の治療を受けている人。
- 妊婦または妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 本人または家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
高熱、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍、緑内障
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、添付の説明文書を持って医師または薬剤師に相談してください。
- 服用後、次の症状があらわれた場合。
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 |
精神神経系 | めまい |
その他 | 排尿困難 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症状 |
ショック(アナフィラキシー) | 服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。 |
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群) 中毒性表皮壊死症(ライエル症候群) | 高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。 |
肝機能障害 | 全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 |
間質性肺炎 | 空せき(たんを伴わないせき)を伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。(これらの症状は、かぜの諸症状と区別が難しいこともあり、空せき、発熱等の症状が悪化した場合にも、服用を中止するとともに、医師の診療を受けること。) |
ぜんそく |
- 5-6回服用しても症状がよくならない場合。
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強がみられた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
・口のかわき