製品の特徴
有効成分ジクロフェナクナトリウムを配合した鎮痛消炎テープ剤で、優れた経皮吸収性があります。有効成分が徐々に放出され、優れた持続性があります。有効成分が外部に揮散せず、痛みのもとを狙って作用します。貼った部分からじんわり心地よい清涼感が広がります。貼りやすい、貼り直しやすい、たて・よこ伸縮自在のテープ剤です。1日1回使用。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
- 次の人は使用しないでください。
- 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
- ぜんそくを起こしたことがある人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 15才未満の小児
- 次の部位には使用しないでください。
- 目の周囲、粘膜等
- 湿疹、かぶれ、傷口
- みずむし・たむし等又は化膿している患部
- 本剤を使用している間は、他の外用鎮痛消炎剤を使用しないでください。
- 連続して2週間以上使用しないでください。
相談すること
- 次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人
- 他の医薬品を使用している人
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
- テープ剤でかぶれ等を起こしたことがある人
- 次の診断を受けた人
消化性潰瘍、血液障害、肝臓病、腎臓病、高血圧、心臓病、インフルエンザ - 次の医薬品の投与を受けている人
ニューキノロン系抗菌剤、トリアムテレン、リチウム、メトトレキサート、非ステロイド性消炎鎮痛剤(アスピリン等)、ステロイド剤、利尿剤、シクロスポリン、選択的セロトニン再取り込み阻害剤 - 高齢者
- 使用中又は使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この外箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、痛み、刺激感、熱感、皮ふのあれ、落屑(らくせつ)(フケ、アカのような皮ふのはがれ)、水疱、色素沈着 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。症状の名称 | 症状 |
ショック (アナフィラキシー) | 使用後すぐに、皮ふのかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれます。 |
接触皮ふ炎、 光線過敏症 | 貼付部に強いかゆみを伴う発疹・発赤、はれ、刺激感、水疱・ただれ等の激しい皮ふ炎症状や色素沈着、白斑があらわれ、中には発疹・発赤、かゆみ等の症状が全身にひろがることがあります。また、日光があたった部位に症状があらわれたり、悪化することがあります。 |
- 5-6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この外箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
効能・効果
腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫
成分・分量
膏体100g中 ジクロフェナクナトリウム・・・1g
添加物:脂環族飽和炭化水素樹脂、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、流動パラフィン、ポリイソブチレン、N-メチル-2-ピロリドン、ジブチルヒドロキシトルエン、l-メントール、その他2成分
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに保管してください。
- 小児の手の届かないところに保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
- 品質保持のため、開封後の未使用分はもとの袋に入れ、開口部をきちんと閉めて保管してください。
- 使用期限をすぎた製品は使用しないでください。なお、使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用してください。
用法・用量
プラスチックフィルムをはがし、1日1回1枚を患部に貼ってください。ただし、1回あたり1枚を超えて使用しないでください。なお、本成分を含む他の外用剤を併用しないでください。用法・用量に関する注意
- 定められた用法・用量を厳守してください。
- 1回あたり24時間を超えて貼り続けないでください。さらに、同じ患部に貼りかえる場合は、その貼付部に発疹・発赤、かゆみ、かぶれなどの症状が起きていないことを確かめてから使用してください。
- 本剤は、痛みやはれなどの原因となっている病気を治療するのではなく、痛みやはれなどの症状のみを治療する薬剤ですので、症状がある場合だけ使用してください。
- 汗をかいたり、患部がぬれている時は、よく拭きとってから使用してください。
- 皮ふの弱い人は、使用前に腕の内側の皮ふの弱い箇所に、1-2cm角の小片を目安として半日以上貼り、発疹・発赤、かゆみ、かぶれなどの症状が起きないことを確かめてから使用してください。
- 使用部位に他の外用剤を併用しないでください。