製品の特徴
非ステロイド系の鎮痛消炎成分フェルビナクを1枚あたり70mg配合したシップ剤です。フェルビナクが痛みの関連物質(プロスタグランジン)の生成を抑え、トウガラシエキスによる心地よい温感刺激が患部の血行を良くします。腰・肩一関節・筋肉のつらい痛みにすぐれた効果をあらわします。伸縮性にすぐれた不織布を使用しているので肌によくフィットします。ひとりでもシップが簡単にきれいに貼れる「波形フィルム」を採用。フィルムが左右にはがしやすく、腰などひとりでは貼りにくい部位にも上手に貼れます。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
- 次の人は使用しないでください。
- 今までに本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状(例えば発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人。
- ぜんそくを起こしたことがある人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 15歳未満の小児。
- 次の部位には使用しないでください。
- 目の周囲、粘膜等。
- 湿疹、かぶれ、キズぐち。
- みずむし・たむし等又は化膿している患部。
- 連続して2週間以上使用しないでください。
相談すること
- 次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 今までに薬や化粧品などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
皮膚 | 発疹・発赤、はれ、痛み、かゆみ、ヒリヒリ感、かぶれ、水疱等 |
- 5-6日間使用しても症状の改善がみられない場合は使用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
その他の注意
入浴する際は、貼った場所がピリピリすることがありますので、必ず1時間位前にはがしてください。また、入浴後は30分以上経過してからご使用ください。
効能・効果
腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首・足首の痛みと腫れ)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫
成分・分量
膏体100g中
- フェルビナク:0.7g
- トウガラシエキス:0.1g(原生薬換算1.25g)
添加物として、D-ソルビトール液(70%)、濃グリセリン、ポリアクリル酸部分中和物、プロピレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン、1.3-ブチレングリコール、l-メントール、酸化チタン、ヒマシ油、メタケイ酸アルミン酸Mg、エデト酸Na水和物、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、酒石酸を含有します。
保管及び取扱い上の注意
- 小児の手の届が届かない所に保管してください。
- 直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 誤用をさけ、品質を保持するため未使用分は元の袋に入れて、開封口のチャックをきちんと閉めて保管してください。
- 使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。
用法・用量
表面のフィルムをはがし、1日2回を限度として患部にお貼りください。用法・用量に関連する注意
- 定められた用法・用量を守ってください。
- 本剤は、痛みやはれ等の原因となっている病気を治療するのではなく、痛みやはれ等の症状のみを緩和する薬剤なので、症状がある場合だけ使用してください。
- 汗をかいた後や皮ふがぬれている場合は、よく拭き取ってからお貼りください。
- 皮ふの弱い人は、使用前に腕の内側に約1cm角の小片を目安として半日以上貼り、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等の症状が発現しないことを確かめてから使用してください。
- 皮ふの弱い人は、同じところに続けて貼らないでください。
- 打撲、捻挫等に使用する場合は、はれがひいてから使用してください。
- 発熱するもの(コタツ、ホットカーペット、カイロ、電気毛布等)と併用しますと、刺激が強くなることがありますので、ご注意ください。