してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
- 次の人は使用しないでください。
(1)本剤による過敏症状(発疹・発赤、かゆみ等)を起こしたことがある人(過敏症を起こした薬剤を避けて使用することが必要である) - 次の部位には使用しないでください。
- 目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等(刺激が起きたり、有効成分の吸収が促進されることがある)
- 湿疹(症状が悪化することがある)
- 湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部(症状が悪化することがある)
相談すること
1.次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人(医師から処方されている薬に影響したり、本剤と同じ薬を使用している可能性もある)
(2)乳幼児(本剤の適切な使用ができない場合がある)
(3)本人又は家族がアレルギー体質の人(アレルギー体質の人は本剤の使用により、アレルギー症状を起こす可能性がある)
(4)薬や化粧品等によるアレルギー症状(例えば、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人(何らかの薬や化粧品等でアレルギーを起こした人は、本剤でも起こる可能性がある)
(5)患部が顔面又は広範囲の人(本剤が目、口腔、鼻腔に誤って塗布される場合がある。又、広範囲の人は自己治療の範囲を超えていたり、大量に使うことにより副作用が起こりやすくなったりする可能性がある。)
(6)患部が化膿している人(症状が悪化することがある)
(7)「湿疹」か「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」かがはっきりしない人(陰のうにかゆみ・ただれ等の症状がある場合は、湿疹等他の原因による場合が多い)
(8)妊婦又は妊娠していると思われる人(薬の使用には慎重を期し、専門医に相談して指示を受ける必要がある)
2.次の場合は、直ちに使用を中止し、この説明文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
(1)使用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、刺激感、疼痛、ただれ |
(本剤によるアレルギー症状であるか、本剤の薬理作用が強くあらわれたものであると考えられ、このような場合、同じ薬を続けて使用すると症状がさらに悪化するおそれがある)
(2)2週間位使用しても症状がよくならない場合や、本剤の使用により症状が悪化した場合(病巣が使用前より広がる等)
(2週間位使用しても症状の改善がみられないときは、症状が重いか他の疾病によるものと考えるべきで、なるべく早く医師又は薬剤師に相談すること)