一般用医薬品

防風通聖散 エキス 錠 (大峰)

リスク区分 第二類医薬品

製品の特徴

高血圧に伴う自覚症状(のぼせ、動悸、肩こり)をとりながら、脂肪太りを改善する漢方製剤です。便秘がちで皮下脂肪の多い方の肥満と便秘を改善します。栄養の取り過ぎや運動不足等は肥満の大きな原因の一つです。特に中高年以降の皮下脂肪の蓄積は万病の原因になる恐れがあります。生活習慣病の予防と治療には、不要な皮下脂肪の除去に努力する必要があります。

使用上の注意

してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
  1. 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
    他の瀉下薬(下剤)
  2. 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
相談すること
  1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦又は妊娠していると思われる人。
    3. 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
    4. 胃腸が弱く下痢しやすい人。
    5. 発汗傾向の著しい人。
    6. 高齢者。
    7. 今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
    8. 次の症状のある人。
      むくみ、排尿困難
    9. 次の診断を受けた人。
      高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
  2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
    (1)服用後、次の症状があらわれた場合。
関係部位症状
皮ふ発疹・発赤、かゆみ
消化器胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称症状
間質性肺炎せきを伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。
偽アルドステロン症尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、
手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。
肝機能障害全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等が
あらわれる。
(2)1ヶ月位(便秘に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合。
3.長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談すること
4.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談すること
下痢

効能・効果

腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧の随伴症状(のぼせ、どうき、肩こり)、肥満症、むくみ、便秘

成分・分量

防風通聖散エキス錠(大峰)の1日量(12錠)中には下記生薬より得た防風通聖散エキス2750mgを含む。
トウキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g
シャクヤク・・・・・・・・・・・・・・0.6g
センキュウ・・・・・・・・・・・・・・0.6g
サンシシ・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g
レンギョウ・・・・・・・・・・・・・・・0.6g
ハッカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g
ショウキョウ・・・・・・・・・・・・・0.2g
ケイガイ・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g
ボウフウ・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g
マオウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g
ダイオウ・・・・・・・・・・・・・・・0.75g
乾燥硫酸ナトリウム・・・・・0.375g
ビャクジュツ・・・・・・・・・・・・・1.0g
キキョウ・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g
オウゴン・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g
カンゾウ・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g
セッコウ・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g
カッセキ・・・・・・・・・・・・・・・・1.5g
添加物としてステアリン酸Mg、CMC-Ca、二酸化ケイ素を含有する。

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
  2. 小児の手の届かない所に保管してください。
  3. 他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります。)
  4. 使用期限の過ぎた製品は服用しないでください。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に、水又は白湯で服用してください。

年齢1回量1日服用回数
成人(15歳以上)4錠3回
15歳未満服用しないこと

用法・用量に関する注意

用法・用量を厳守してください。

製薬会社

サラヤ