製品の特徴
三黄瀉心湯水製エキスを含有する細粒剤です。高血圧症や過度の思考、心配などによる顔や頭部の充血、精神不安、不眠などの興奮状態、また痔出血、鼻血などの出血症状をおさえるのに用いられます。
使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
- 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。
他の瀉下剤(下剤) - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
- 胃腸が弱く下痢しやすい人
- だらだら出血が長びいている人
- 今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、添付文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
- 服用後、次の症状があらわれた場合
消化器:悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
皮ふ:発疹・発赤、かゆみ - 1か月位(鼻血に服用する場合には5-6回、痔出血、便秘に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合
- 次の症状があらわれることがありますので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。
下痢
効能・効果
体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの次の諸症:高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症
※血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。
成分・分量
本品3包(6.0g)中
三黄瀉心湯水製エキス:1.3g
内訳 | ダイオウ | 1.5g/オウゴン | 0.75g/オウレン | 0.75g |
添加物としてメタケイ酸アルミン酸Mg、乳糖、バレイショデンプン、香料を含有します。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります。)
- 本剤は天然物を成分としていますので、製品により若干色調が異なることがありますが、効果には変わりありません。
- 分包剤で1 包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
用法・用量
次の量を1日3回、食前又は食間に水又は温湯で服用してください。(食間とは食後2-3時間を指します。)
大人(15才以上):1包
15才未満7才以上:2/3包
7才未満4才以上:1/2包
4才未満2才以上:1/3包
2才未満:1/4包用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を厳守してください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 1 才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。