一般用医薬品

クリアブルー 妊娠検査薬

リスク区分 第二類医薬品

製品の特徴

ユニパス社が開発した尿中hCg検出による妊娠検査薬です。尿をかけるだけの簡単操作で妊娠を判定します。その判定は99%以上の正確さ。生理開始予定日の約1週間後から検査できます。判定まで約1分間と短く便利です。1テスト入。

使用上の注意

  1. 検査結果から、自分で妊娠の確定診断をしないでください。
  2. 判定が陽性であれば、妊娠している可能性がありますが、正常な妊娠かどうかまでは判定できませんので、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
    妊娠の確定診断とは、医師が問診や超音波検査などの結果から総合的に妊娠の成立を診断することです。
相談すること
  1. 不妊治療を受けている人は使用前に医師にご相談ください。
  2. 判定が陰性であっても、その後生理が始まらない場合は、再検査するか又は医師にご相談ください。
検査時期に関する注意
  1. 生理の周期が順調な場合
    生理予定日の約1週間後から検査できます。
    しかし、妊娠の初期では、人によってまれに尿中のhCgがごく少ないこともあり、陰性や不明瞭な結果を示すことがあります。
    このような結果がでてから、約1週間たってまだ生理が始まらない場合には、再検査するかまたは医師にご相談ください。
  2. 生理の周期が不規則な場合
    前回の周期を基準にして予定日を求め約1週間後に検査してください。
    結果が陰性でもその後生理が始まらない場合には、更に1週間後に再検査するかまたは医師にご相談ください。
廃棄に関する注意
使用後のテストスティックは、プラスチックゴミとしてお住まいの市区町村の指導に従って廃棄してください。

成分・分量

成分・分量・検出感度
成分・分量(1回測定分中)
テストスティック1本中
マウスモノクローナル抗β-hCg抗体(不溶化層l)
マウスモノクローナル抗体lgg画分相当・・・・・・・・・1.8-2.2g
マウスモノクローナル抗α-hCg抗体結合青色ラテックス(移動層)・・・・・・・・・36-46μg
検出感度
50mlU/ml

保管及び取扱い上の注意

室温保存 36ヶ月(使用期限は外箱に記載)

保管および取扱い上の注意

  1. 小児の手の届かない所に保管してください。
  2. 直射日光を避け、なるべく涼しい所に保管してください。
  3. アルミ包装開封後は速やかに使用してください。
  4. 本品は精密にくみたてられていますので、分解して使用しないでください。

用法・用量

  1. アルミ包装されたテストスティックを箱から取り出し,開封する。
  2. キャップを取り、テストスティックを下に向ける。
  3. サンプラーに少なくとも5秒間直接尿をかけサンプラー全体を尿で濡らします。この時2つの窓に、直接尿がかからないように気をつけて下さい。
    または、清潔な乾いた容器に採った尿にサンプラー部の約半分を20秒間浸す。
  4. サンプラーを下に向けたまま、キャップをかぶせ、「判定窓(四角い窓)」に尿が染みてくるのが確認する。
  5. 「判定窓(四角い窓)」を上にして平らな場所に置く。
  6. 青い線が、「終了確認窓(丸い窓)」に現われたら、テスト終了です(約1分)。
    「終了確認窓(丸い窓)」に青い線が出ていなければ、正しくテストできなかったということです、別のテストスティックで再テストしてください。
  7. 「判定窓(四角い窓)」を見る。
    尿をかけて10分以内に判定する。
    長く放置すると検査結果が変わることがある。
    • 青い線が出ていれば陽性
      妊娠反応が認められました。妊娠している可能性があります。
      できるだけ早く医師の診断を受けてください。
    • 青い線が出ていなければ陰性
      今回の検査では妊娠反応が認められませんでした。しかし、その後も生理が始まらない場合は、およそ1週間後に再検査するかまたは医師に相談してください。
採尿に関する注意
  1. にごりのひどい尿や異物の混じった尿は、使用しないでください。
  2. 尿を清潔な容器に採取して検査することもできます。 採取後は速やかに検査を行ってください。
    検査手順に関する注意
    1. 操作は、定められた手順に従って正しく行ってください。
    2. 検査に使う尿はいつの時間の尿でも使用できます。ただしhCg濃度に影響することがありますので朝一番の尿を使用するよう心がけてください。
  3. サンプラーの先端の附属キャップは採尿前に取り外さないでください。また、検査前にサンプラーを濡らしてはいけません
    判定に関する注意
    妊娠以外にも、次のような場合、結果が陽性となることがあります。
    • hCg産生腫瘍の場合
    • 性腺刺激ホルモン剤の投与を受けている場合
    • 閉経期でhCg疑似物質が分泌された場合
      予定した生理がないときでも、次のような場合、結果が陰性となることがあります。
    • 生理の周期が不規則な場合
    • 使用者の思い違いにより生理予定日の日数計算を間違えた場合
    • 妊娠初期で尿中hCg量が十分でない場合
    • 妊娠の経過により尿中hCg量が多くなりすぎた場合
    • 異常妊娠の場合(子宮外妊娠など)
    • 胎児異常の場合(胎児死亡、稽留流産など)
    • 胞状奇胎などにより大量のhCgが分泌された場合など

製薬会社

オムロンヘルスケア