製品の特徴
のぼせ、めまい、不安感などの症状を改善する和漢生薬と洋薬成分を配合した内服薬です。
毎日の生活は、朝から晩まであらゆる事に神経を使い、一刻も気の休まる時がありません。まして現代のように目まぐるしく急テンポで変化する時代に適応して生きて行くためには、神経を酷使するのも止むを得ない状況にあります。この様なストレスから、いろいろな神経症状を起こして苦しみ、うっとうしい毎日を送っている人が大変多いものです。
奥田脳神経薬は、これらの神経症状を抑えるのに必要な鎮静、鎮痛等に効果のある和漢洋の薬剤を配合した、のみやすい錠剤の鎮静薬です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる)
- 次の人は服用しないでください。
本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。 - 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
他の催眠鎮静薬、鎮静薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬) - 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください。(眠気があらわれることがあります。)
- 服用時は飲酒しないでください。
- 長期連用しないでください。
相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦または妊娠していると思われる人。
- 授乳中の人。
- 高齢者または虚弱者。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の診断を受けた人。
腎臓病、肝臓病、心臓病、胃潰瘍、緑内障、呼吸機能低下
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ、じんましん |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振、下痢 |
精神神経系 | めまい、不眠 |
その他 | どうき、のぼせ、倦怠感 |
- 服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
眠気 - 5-6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
効能・効果
いらいら、不安感、頭痛、頭重、のぼせ、めまい、耳鳴り、首肩のこり
成分・分量
10錠(1日服用量)中
チョウトウ末(釣藤末):30mg
ニンジン末(人参末):475mg
サンソウニン(酸棗仁):30mg
テンナンショウ末(天南星末):30mg
シンイ末(辛夷末):30mg
インヨウカク末(淫羊カク末):30mg
サイシン末(細辛末):30mg
ルチン:50mg
カフェイン水和物:300mg
ブロモバレリル尿素:600mg
グリセロリン酸カルシウム:300mg
添加物としてバレイショデンプン、乳糖、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウムを含有します。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わるのを防ぐため。)
- ピン入り品は、服用のつどビンのふたをよくしめてください。
- ビンの中の詰め物は、錠剤の破損を防止するために入れてありますので、開栓後は捨ててください。
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。なお、使用期限内であっても、開封後はなるべく早く服用してください。
用法・用量
次の量を、さゆ又は水で服用してください。年令 | 1回量 | 1日服用回数 |
大人(15才以上) | 5錠 | 2回 |
15才未満 | 服用しないこと |
用法・用量に関連する注意
- 朝夕なるべく食後に服用してください。
- 人により、就寝前に服用すると眠りにくくなることがありますので、このような方は就寝直前に服用しないで4-5時間前に服用してください。
- 定められた用法・用量を守ってください。