製品の特徴
ポピドンヨードの泡が手肌のすみずみまで広がり、各種の細菌、真菌、ウイルスなど広範囲の微生物に対し、迅速な殺菌・消毒効果を発揮する皮膚の消毒薬です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
- 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しないこと。
- きり傷、湿疹、かぶ、やけど等の皮ふの損傷面には使用しないこと。
相談すること
- 次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談すること。
- 医師の治療を受けている人
- 本人又は家族がアレルギー体質の人
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この容器を持って医師又は薬剤師に相談すること。
(1)使用後皮ふに発疹・発赤、かゆみの症状があらわれた場合。
まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること| 症状の名称 | 症 状 |
| ショック(アナフィラキシー) | 使用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。 |
成分・分量
1ml中ポビドンヨード75mg(有効ヨウ素として7.5mg)
添加物：pH調整剤、その他2成分
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
- 小児の手の届かない所に保管すること。
- 他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わることがある)
- 衣服等に付着した場合は、すぐに水でよく洗い落すこと。
- 使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。
- 銀装飾品に付着すると変色させるので、はずしてから使用すること。
- 最初にお使いになる時は、ポンプキャップ部分を手でおさえ、ノズルを左に回して上げ、数回空押ししてください。
- 長期間使用せず放置した場合、まれにポンプが詰まることがあります。
用法・用量
本剤の適量を手にとり、もみ洗いし、水で充分洗い流す。用法・用量に関連する注意
- 本剤は手指・皮ふの殺菌・消毒だけに使用し、内服、うがいや粘膜の殺菌・消毒には使用しないこと。
- 目に入らないように注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗うこと。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること。
- 石けん等との併用は本剤の殺菌・消毒作用を弱めることがあるので石けん分を洗い落してから使用すること。
- 定められた用法、用量を厳守すること。
- 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。