製品の特徴
軸に薬液が付きにくい構造の外皮消毒剤です。薬液の飛散を防ぐため、薬液ポケットまでフィルムが開きにくい加工をしています。透明フィルムのため、使用前に綿棒・薬液の状態が簡単に確認できます。容量・本数がわかりやすい識別アイコンがついています。容器は、簡易トレーとして利用可能です。
使用上の注意
- 次の人は使用しないこと。
(1)本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人。 - 次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談すること。
- 医師の診療を受けている人。
- 本人又は家族がアレルギー体質の人。
- 薬によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 患部が広範囲の人。
- 深い傷やひどいやけどの人。
- 次の場合は、直ちに使用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
- 使用後、皮膚に発疹・発赤、かゆみの症状があらわれた場合。
- 使用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさの症状(アナフィラキシー)があらわれた場合。
- 5-6日間使用しても症状が良くならない場合。
- 添付された説明文書を必ず読むこと。また、必要な時に読めるように大切に保管すること。
効能・効果
きり傷、すりむき傷、さし傷、靴ずれ、やけど等の患部の殺菌・消毒。
とびひ、おでき等の感染皮膚面の殺菌・消毒。
成分・分量
| 担体 | 綿棒 |
| 有効成分 | ポピドンヨード10w/v% |
| 容量 | 綿棒1本あたり薬液 |
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光を避け、涼しい所に保管すること。
- 小児の手の届かない所に保管すること。
- 誤用の原因になったり品質が変わるため、他の容器に入れないこと。
- 衣類等に付着したときは、水で洗い流すこと。
- 使用期限の過ぎた製品は使用しないこと。
- 綿に指が触れないように使用し、再使用はしないこと。
- 薬液押し出し後又は開封後は、速やかに使用すること。
- 薬液が漏れるおそれがあるため、薬液ポケットを下にして保管すること。
用法・用量
用法・用量に関する注意
- 用法・用量を厳守すること。
- 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。
- 目に入らないように注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること。
- 石けん類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石けん分を洗い流してから使用すること。
- 外用のみに使用し、内服しないこと。
使用方法
- (裏面)薬液ポケットを押して液を綿にしみこませる。
- (表面)フィルムをめくり綿棒を取り出す。