製品の特徴
水を使うから少ない煙でよく効き、お部屋を汚さない加熱蒸散殺虫剤です。目に見えないダニの駆除&予防に。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと副作用・事故が起こりやすくなります)
- 人体に使用しないでください。
- 薬剤を吸い込まないように注意してください。特にアレルギー症状やかぶれなどを起こしやすい体質の人、病人、妊婦、子供は薬剤を吸い込んだり、触れたりしないでください。
- 退出後、必ず2時間経過してから入室してください。換気のために入室するとき、薬剤を吸い込むと気分が悪くなったり、のど痛等を生じることがありますので、薬剤を吸い込まないようにしてください。
- 使用する部屋や家屋から薬剤が漏れないように注意してください。漏れた薬剤を吸入すると上記のような症状になることがあります。
- 缶をセットしたら、すみやかに部屋の外に出て、戸を閉めてください。
- 缶は水に浸すとすぐに熱くなるので、直接手を触れないでください。ヤケドをする恐れがあります。
- 使用後は、部屋を十分に換気してから入室してください。
相談すること
●万一身体に異常が起きた場合は、直ちにこの文書を持って本品がピレスロイド系殺虫剤、オキサジアゾール系殺虫剤及びトリフルオロメタンスルホンアミド系殺虫剤の混合剤であることを医師に告げて、診療を受けてください。その他の注意
- 定められた使用方法・使用量を守ってください。
- 皮膚、目など人体にかからないようにしてください。薬剤が皮膚についた場合は、石けんと水でよく洗ってください。また、目に入った場合は、直ちに水でよく洗い流してください。
- 火災報知器(煙を感知するタイプ)及びガス警報器(微粒子感知タイプ)が作動することがあります。火災報知器やガス警報器の直下では使用せず、一時的に添付の専用カバーまたはポリ袋などで覆いをして使用してください。その際、火気の管理には十分注意し、処理後は必ず覆いを取り除いてください。
- 飲食物、食器、子供のおもちゃ、飼料、美術品、仏壇仏具などに薬剤がかからないようにしてください。
- 小鳥などのペット類、観賞植物は換気するまで部屋の外に出してください。また、観賞魚や観賞エビはエアーポンプを止めて完全密閉(水槽に覆いをして、ガムテープなどで密閉する)にして使用するか、換気するまで部屋の外に出してください。
- はがね製品、銅やシンチュウ製のものは変色することがあるので、覆いをするか部屋の外に出してください。
- 故障の原因となるので、パソコン、ワープロ、テレビ(液晶・プラズマ)、ゲーム機器、オーディオ・ビデオ製品などの精密機器にはカバーをかけ、テープ、ディスクなどは箱に収納してください。(大型コンピューターのある部屋では使用しないでください。)
- はく製、毛皮、和服(金糸、銀糸の入ったもの)、衣類などは、変色したりシミになることがあるので、ポリ袋に入れるか覆いをするなどして、直接薬剤がかからないようにしてください。
- 本品は、ふとんなど寝具の害虫駆除には使用しないでください。
- 使用後は、小さな虫の死骸などをとり除くため軽く掃除機掛けなどを行ってください。
効能・効果
屋内塵性ダニ類の増殖抑制及び駆除、イエダニ、ノミ、ハエ成虫、蚊成虫の駆除。
成分・分量
有効成分
フェノトリン(ピレスロイド系):10.9%
メトキサジアゾン(オキサジアゾール系):1.7%
アミドフルメト(トリフルオロメタンスルホンアミド系):4.2%
保管及び取扱い上の注意
- 湿気を避け、子供の手の届かない涼しいところに保管してください。
- 使用後の缶は不燃物として廃棄してください。その際、缶に水をかけないでください。使用時に水を入れ忘れたり、水が不足していた場合は発熱が不十分となり、後から水をかけると蒸散する恐れがあります。
用法・用量
各害虫の駆除には次の使用量をお守りください。
| 屋内塵性ダニ類の増殖抑制及び駆除、イエダニ・ノミの駆除 | ハエ成虫・蚊成虫の駆除 |
10g缶 | 6-8畳(10-13平方メートル)あたりに1缶 | 12-24畳(20-40平方メートル)あたりに1缶 |
20g缶 | 12-16畳(20-26平方メートル)あたりに1缶 | 24-48畳(40-80平方メートル)あたりに1缶 |
30g缶 | 18-24畳(30-40平方メートル)あたりに1缶 | 36-72畳(60-120平方メートル)あたりに1缶 |
50g缶 | 30-40畳(50-65平方メートル)あたりに1缶 | 60-120畳(100-200平方メートル)あたりに1缶 |
ダニアースレッドには10g(6-8畳用)、20g(12-16畳用)、30g(18-24畳用)、50g(30-40畳用)があります。
使用方法
- あらかじめ準備していただくこと
- 部屋を閉めきり、戸棚、引出し、押し入れなど害虫のかくれ場所になるところを開放してください。
- 小鳥などのペット類、観賞植物は換気するまで部屋の外に出してください。また、観賞魚や観賞エビはエアーポンプを止めて完全密閉(水槽に覆いをして、ガムテープなどで密閉する)にして使用するか、換気するまで部屋の外に出してください。
- パソコン、ワープロ、テレビ(液晶・プラズマ)、ゲーム機器、オーディオ・ビデオ製品などの精密機器にはカバーをかけ、テープ、ディスクなどは箱に収納してください。
- 飲食物、食器、子供のおもちゃ、飼料、衣類、美術品、仏壇仏具などは直接薬剤がかからないように、ポリ袋に入れるか、新聞紙で覆うなどしてください。
- 煙感知型の火災報知器及び微粒子感知型のガス警報器は添付の専用カバーまたはポリ袋などで覆いをし、直接薬剤がかからないようにしてください。(温度感知型の火災報知器の場合はそのままでご使用ください。)
※ご注意:大型コンピューターのある部屋では使用しないでください。移動できない水槽のある部屋ではエアーポンプを止めて水槽を密閉した上で使用してください。
- 加熱蒸散をはじめてください。
- プラスチック容器の中のアルミ袋を取り出してください。水をプラスチック容器の黒破線まで入れてください。水の入れすぎは蒸散不良の原因になります。必ず黒破線までを守ってお使いください。*黒破線以上に多く入れすぎないようにご注意ください。
(缶サイズ:水の量)10g缶:約22ml、20g缶:約28ml、30g缶:約40ml、50g缶:約60ml - アルミ袋を開け、缶をそのまま取り出してください。(缶の天面の赤いシールは、はがさないでください。)
*薬剤缶が入ったアルミ袋は使用直前に開封してください。(開封した状態で長時間放置すると、空気中の水分で少しずつ反応が進み、蒸散不良となります。) - 水を入れたプラスチック容器を部屋の中央に置き、缶の赤いシール面を上にして入れ、リング状の蓋をしてください。水につけてから約1分で蒸散がはじまり、最初の約1分間は勢いよく白煙が上がります。その後薄い白煙が10分程出て蒸散が終了します。
(注意)セット後は缶が熱くなりますのでふれないでください。缶は約30分でさめます。
*マッチなどの火気は使用しないこと。 - 缶をセットしたら部屋の外に出て戸を閉めきってください。蒸散開始後、部屋に広がった白煙(蒸散成分)がすみずみまで広がり殺虫効果を発揮するので、約2時間またはそれ以上部屋を閉めきってください。
ハエ・蚊には約30分またはそれ以上で効果がありますが、2時間以上経過してから入室してください。
- まれに熱によってリング状の蓋が少しとけることがありますが、安全性、有効性等の品質に影響ありません。
- 薬剤が蒸散すると、缶の内部に薬剤の残りとして黒く溶解したような固形物が残ります。
- ご使用のあとで
- 使用後は部屋をじゅうぶんに換気してください。
- 使用後の缶は不燃物として捨ててください。
- 食器などに直接薬剤がかかった場合は、水洗いしてからご使用ください。
- 衣類やふとんに薬剤がかかった場合は、ブラッシングするか天日干しを行ってください。
※2時間以上経過してから入室してください。その際、薬剤を吸い込まないように注意して、ドアや窓を開けてじゅうぶんに換気してください。