1、してはいけないこと
(1)周囲から燃えやすいものを除き、煙が出始めたら部屋の外へ出てください。
(2)煙を吸い込まないように注意してください。アレルギー体質でカブレを起こしやすい人や病人、妊婦、小児は煙を吸い込んだり、薬剤に触れたりしないでください。
(3)容器上部は熱くなるので直接触れないようにしてください。
(4)容器を横倒しに置いたり、手に持って使用しないでください。
(5)マッチヘッドを始動用スリ板以外の部分でこすったり、始動用スリ板で強くこすりすぎるとヘッドの破損や飛散の原因となるので注意してください。
2、相談すること
万一、体に異常を感じたときは、直ちに本品がピレスロイド系殺虫剤とオキサジアゾール系殺虫剤の混合剤であることを告げて診療を受けてください。
3、その他の注意
- 2-3時間部屋を閉め切った後、十分に換気してから中に入ってください。
- 食品、食器、小児のおもちゃ、ペットの飼料などに煙がかからないようにしてください。
- 観賞魚、犬、猫や小鳥などのペット類、盆栽や鉢植え、花木などの観賞植物は部屋の外へ出してください。大型の鑑賞水槽などがあるところでは使用しないでください。
- 魚などの水棲生物に被害を及ぼす恐れのある場所では使用しないでください。
- 寝具、衣類、座布団、クッション、ぬいぐるみなどはあらかじめ他に移すか、ビニールシートや新聞紙などでカバーをし、直接煙が触れないようにしてください。
- 変色やシミの原因となるので、ハガネ製品、銅やシンチュウ製品、貴金属、美術工芸品、仏壇仏具、楽器類、光学機器、書物などや、はく製、毛皮製品、金糸や銀糸の入った和服、洋服などの衣類は、カバーをかけるか、部屋の外に出して煙がかからないようにしてください。
- 紙、衣類、寝具類、ポリ袋やプラスチック製品などが倒れるなどで本品使用中におおいかぶさると変色や熱変形を起こすので、必ず届かない所に移してから本品を使用してください。
- 新築、リフォーム時、壁紙が十分乾いていないときに使用すると、稀に変色する恐れがあるため、十分乾いてから使用してください。
- 火災報知器のうち煙で作動する煙感知器は、使用前に一時的にポリ袋で覆いをし、煙が入らないようにしてください。その際、火気の管理に十分注意し、くん煙処理が終了し換気したら直ちにポリ袋を取り除き必ず元に戻してください。
- 故障や誤動作の原因となることがあるのでパソコン、ワープロ、オーディオ機器、コピー機などの精密機器にはビニールシートや新聞紙などでカバーをし、テープ、ディスクなどは直接煙に触れると稀に障害を起こすことがあるので専用ケースに収納してください。大型コンピューターのあるところでは使用しないでください。
- 食器などに直接煙がかかった場合は、水でよく洗ってから使用してください。また、衣類や寝具に煙がかかった場合は、ブラッシングか天日干しをしてください。
- 家具やテーブルの表面にくん煙中を伝言するかくん煙中の貼り紙をしてください。大規模な駆除や夜間に使う場合は、消防署に連絡してください。