解説
『メトカルバモール』は、
神経の薬に用いられる医薬品成分です。
作用
中枢神経系に存在する介在ニューロンに作用して、多シナプス反射路を抑制するとともに骨格筋紡錘におけるα・β運動ニューロンの活動を抑制する作用があるため、骨格筋の過緊張や痙攣性収縮を抑えて弛緩させ、痛みを和らげる効果を示します。
使用上の注意
使用してはいけない場合
メトカルバモール過敏症、メトカルバモール類似化合物過敏症
慎重に使用すべき場合
肝機能障害、腎機能障害、妊婦
副作用
過敏症(発疹、かゆみ)、ねむけ、めまい、ふらつき、運動失調、頭痛、頭重感、吐き気、嘔吐、食欲不振、胸焼け、胃もたれ、胃部不快感、下痢、便秘