解説
『テルグリド』は、
循環器系の薬に用いられる医薬品成分です。
作用
下垂体のプロラクチン分泌細胞のドパミンＤ₂受容体を刺激する作用があるため、下垂体から分泌されるプロラクチンを抑制する効果を示します。
使用上の注意
使用してはいけない場合
麦角製剤過敏症、妊娠高血圧症候群、産褥期高血圧、授乳婦
慎重に使用すべき場合
肝機能障害、肝機能障害の既往、消化性潰瘍、消化性潰瘍の既往、レイノー病、精神病、精神病の既往、進行した下垂体腫瘍、妊婦
副作用
吐き気、嘔吐、めまい、ふらつき、頭痛、食欲不振、便秘、むくみ、鼻づまり、発疹、発熱、ねむけ、頭重、倦怠感、胃痛、腹痛、下痢、胃部不快感、腹部膨満感、胸焼け、動悸、寒気
重大な副作用
幻覚、ショック、胃十二指腸潰瘍の悪化、胸膜の線維性変化、肺の線維性変化、せん妄、妄想