医療用医薬品

合成ケイ酸アルミニウム

先発/後発 先発品
医薬品成分 合成ケイ酸アルミニウム

解説

『合成ケイ酸アルミニウム』は、胃腸の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

胃酸と混ざると徐々に中和し、ケイ酸と塩化アルミニウムに分解されます。ケイ酸には塩酸やペプシンを吸着して不活性化させるとともに、胃粘膜を覆って保護する働きがあります。また、塩化アルミニウムのアルミニウムイオンにはタンパク質と安定した化合物を作る働きがあるため、収れん作用によって組織や血管を縮める効果を示します。これらの働きや効果があるため、胃炎や胃・十二指腸潰瘍の治療薬成分として用いられています。

使用上の注意

使用してはいけない場合

人工透析

慎重に使用すべき場合

便秘、腎機能障害

副作用

便秘

製薬会社

丸石製薬、三恵薬品、山善、日興製薬、小堺、東海製薬