作用
酸にも塩基にも反応する両性化合物で、胃内でゲル状となって過剰に分泌された胃酸を中和するとともに粘膜を保護する効果があります。またペプトンやトリプシンを不活性化させる効果もあります。中和速度は炭酸水素ナトリウムに比べれば遅いのですが、中和にあたってCO₂を遊離しないため二次的な酸分泌を起こさず、 吸収されることも少ないと言われています。
使用上の注意
使用してはいけない場合
透析療法
慎重に使用すべき場合
腎機能障害、リン酸塩低下、テトラサイクリン系抗生物質使用者、ニューキノロン系抗菌薬使用者、ジキリタス製剤使用者、クエン酸製剤使用者
副作用
便秘、悪心、嘔吐、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症