作用
尖圭コンジローマの化学療法のために初めて開発された薬で、樹状細胞・単球に存在するトール様受容体 7 に作用してNFκBを活性化させる作用があるため、IFN‐αなどのサイトカイン産生を促進し、原因となるウイルスの増殖を抑制するとともにウイルス感染細胞を無力化する効果を示します。一般的に尖圭コンジローマの治療薬として用いられていますが、顔面などの日光角化症にも使用されることがあります。
使用上の注意
使用してはいけない場合
イミキモド過敏症
慎重に使用すべき場合
妊婦、授乳婦、小児
副作用
食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、日光過敏症、血便、頭痛、ねむけ、発熱、塗布部位の皮膚障害(紅斑、びらん、表皮剥離、むくみ、疼痛、かゆみなど)、潰瘍、水ぶくれ、亀裂、出血、硬結(しこり)、単純ヘルペス、痔核の悪化、排便痛、股部白癬、陰嚢の乾燥、めまい、筋肉痛、排尿困難、肝機能障害、腎障害、血液障害
重大な副作用
過敏症状(発疹などのアレルギー症状)