作用
ヒト免疫不全ウイルス（ＨＩＶ）のプロテアーゼという酵素の働きを阻害する作用があるため、細胞に感染性を持つ成熟ウイルスへの移行を阻止してヒト免疫不全ウイルスの増殖を抑制する効果を示します。この成分はＨＩＶを根治するものではありませんが、発症や増悪を遅らせる効果はあります。
使用上の注意
使用してはいけない場合
硫酸アタザナビル過敏症、重度肝機能障害、妊婦
慎重に使用すべき場合
肝機能障害
副作用
肝機能障害、頭痛、吐き気、腹痛、重い肝機能障害、糖尿病、出血傾向、疲れやすさ、呼吸困難、体重の増減、QT延長、心停止、高血圧、動悸、失神