医療用医薬品

コペガス

先発/後発 先発医薬品
医薬品成分 リバビリン

解説

『リバビリン』は、肝臓の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

C型肝炎ウイルスのRNA複製に関わるRNAポリメラーゼという酵素の働きを阻害する作用があるため、ウイルスの増殖を抑制する効果を示します。この成分はインターフェロンと併用されることが多く、血液中や体内の組織に長く留まる性質があります。

使用上の注意

使用してはいけない場合

妊婦、授乳婦、心疾患、慢性腎不全、重度肝機能障害、重度うつ病

慎重に使用すべき場合

心疾患の既往、痛風、痛風の既往、アレルギー体質、高度白血球減少、高度血小板減少、腎機能障害

副作用

頭痛、寒気、不眠、食欲不振、蛋白尿、心悸亢進、せき、咽頭痛、高尿酸血症、発熱、関節痛、筋肉痛、抑うつ、幻覚、妄想、めまい、神経過敏、味覚異常、難聴、肝機能障害、腎機能障害、脳出血、脳梗塞、消化管出血、虚血性大腸炎、意識障害、けいれん、間質性肺炎、肺線維症、糖尿病、不整脈、敗血症、網膜症、横紋筋融解症、溶血性尿毒症候群、血栓性血小板減少性紫斑病、自己免疫減少、自殺企図、躁状態、攻撃的行動、重篤なうつ状態、血液障害(貧血、白血球減少、血小板減少など)、重篤な肝障害、甲状腺機能異常、全身倦怠、感冒(かぜ)、循環器障害、皮膚障害

重大な副作用

皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、無顆粒球症、顆粒球減少、再生不良性貧血、汎血球減少、見当識障害、せん妄、錯乱、昏迷、失神、認知症状、興奮、消化性潰瘍、肺水腫、急性腎不全、心不全、心筋梗塞、狭心症、中毒性表皮壊死症、過敏症状(発疹、かゆみなど)

製薬会社

中外製薬