作用
単純ヘルペスウイルスや水疱瘡・帯状疱疹ウイルスの細胞内に取り込まれ、それらのDNA合成を阻害することによって増殖を防ぐ働きがあります。発症の初期ほど治療効果が期待でき、口・眼・性器などの周囲にみられるヘルペスの治療、また内服薬として小児の性器ヘルペスの再発抑制にも用いられます。
使用上の注意
使用してはいけない場合
アシクロビル過敏症
慎重に使用すべき場合
腎機能障害、肝機能障害、妊婦
副作用
肝機能障害、腎機能障害、胃部不快感、角膜潰瘍、結膜びらん、頭痛、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、胃痛、めまい、発熱、全身倦怠感、貧血、ねむけ、中毒性表皮壊死症
重大な副作用
肺炎、間質性肺炎、急性腎不全、けいれん、血小板減少、呼吸抑制、再生不良性貧血、ショック、せん妄、てんかん発作、脳症、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、無顆粒球症、過敏症状(発疹、かゆみなど)、過敏症状(眼瞼炎や結膜炎)、びまん性表層角膜炎(目の異物感、視力低下など)、目がしみる
製薬会社
小林化工、Meiji Seika ファルマ