『メトトレキサート』は、リウマチの薬、がん・腫瘍の薬に用いられる医薬品成分です。

葉酸を活性型葉酸にする酵素であるジヒドロ葉酸レダクターゼの働きを阻害する作用があるため、核酸合成を抑制して免疫細胞の増殖を抑える効果を示します。また、免疫グロブリン・抗体の産出やリンパ球の増殖などを抑え、滑膜組織や軟骨組織の破壊に関係するコラゲナーゼの産出を抑制することによっても免疫は抑制されると考えられています。

メトトレキサート過敏症、肝機能障害、腎機能障害、胸水、腹水

骨髄機能抑制、感染症、水疱瘡、妊婦

じんましん、黄疸、脂肪肝、血尿、口内炎、腹痛、舌炎、口唇の腫れ、光線過敏症、紅斑、皮下斑状出血、目のかすみ、項部緊張、背部痛、意識障害、無精子症、卵巣機能不全、月経不全、胸部圧迫感、重い皮膚障害、重い腸炎、ショック、アナフィラキシー様症状(冷感・呼吸困難・血圧低下など)、骨髄抑制、間質性肺炎、劇症肝炎、肝不全、脳症(白質脳症を含む)、消化器症状(下痢・食欲不振など)、頭痛、ねむけ、しびれ、倦怠感、動悸、呼吸困難、せき、膵炎、骨粗鬆症、感染症(肺炎など)、白血球減少、血小板減少、敗血症、出血、消化管の潰瘍や出血、吐き気、嘔吐、発熱、脱毛、色素沈着、色素脱出、膀胱炎、耳下腺炎、結膜炎

肝硬変、胸水、急性腎不全、ギランバレー症候群、痙攣、再生不良性貧血、失語、重症ネフロパチー、痴呆、中毒性表皮壊死症、尿細管壊死、肺線維症、汎血球減少、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、片麻痺、麻痺、無顆粒球症、かゆみ、潰瘍、血液障害、貧血、腎臓や肝臓の障害、味覚異常、過敏症状(発疹など)

武田薬品工業、ファイザー