医療用医薬品

ビアセチル

先発/後発 後発品(ジェネリック)
医薬品成分 リン酸エストラムスチンナトリウム

解説

『リン酸エストラムスチンナトリウム』は、がん・腫瘍の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

男性ホルモンの分泌を抑える卵胞ホルモン(エストロジェン)であるエストラジオールと、がん細胞のDNAをアルキル化してDNA・RNA・たんぱく質の合成を阻害するナイトロジェンマスタードを化学的に結合させた成分で、これらの作用によって前立腺がんの増殖を抑制する効果を示します。

使用上の注意

使用してはいけない場合

リン酸エストラムスチンナトリウム過敏症、エストラジオール過敏症、ナイトロジェンマスタード過敏症、血栓塞栓性障害、血栓塞栓性障害の既往、重度冠血管疾患、重度冠血管疾患の既往、重度肝機能障害、重度血液障害、消化性潰瘍

慎重に使用すべき場合

肝機能障害、心疾患、心疾患の既往、腎疾患、腎疾患の既往、てんかん、糖尿病、血液障害

副作用

黄疸、かゆみ、息切れ

重大な副作用

血栓症、過敏症状(発疹など)、血管浮腫(呼吸困難を伴う顔面、舌、声門、喉頭の腫れ)、貧血、むくみ、食欲不振、消化不良、女性化乳房、白血球増加、白血球減少、血小板減少、肝機能障害、低蛋白血症、高血圧、心筋梗塞、狭心症の悪化、動悸、心不全、脳血栓の悪化、肺血栓の悪化、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、口の渇き、頭痛、胸痛、発熱、全身倦怠感、性欲減退、胸水

製薬会社

大正薬品工業、日本化薬