『吉草酸ジフルコルトロン・リドカイン』は、痔の薬に用いられる医薬品成分です。

細胞の核内受容体と結合すると特定のタンパク質が合成され数多くの作用によって皮膚の炎症を抑える効果がある吉草酸ジフルコルトロン（副腎皮質ホルモン剤）と、末梢神経系における神経伝導を抑制して局所麻酔作用を発現するリドカインを配合した成分で、主に痔核の症状を改善する目的で用いられています。

肛門結核性疾患、肛門化膿性疾患、肛門梅毒性疾患、肛門ウイルス性疾患、真菌症、吉草酸ジフルコルトロン・リドカイン過敏症、吉草酸ジフルコルトロン過敏症、リドカイン過敏症

リドカイン製剤使用者

頭痛、副腎皮質系機能の抑制、下痢、出血、吐き気、ねむけ、微熱、ほてり、過敏症状(発疹、患部の刺激感やかゆみがより強くなる)、陰部の真菌性感染症、陰部のウイルス性感染症

テバ製薬、大正薬品工業