作用
気管支喘息用の副腎皮質ホルモンで、プロスタグランジンや抗体の産生を抑制する働きがあるため、サイトカイン・肥満細胞・好酸球などを減少させるとともに毛細管壁や細胞膜の透過性を減少させ、炎症部への白血球遊走を抑えて気管支の炎症を抑制し、喘息発作を和らげる効果を示します。
使用上の注意
使用してはいけない場合
ブデソニド過敏症、治療薬の無い感染症、深在性真菌症、結核、呼吸器感染症
慎重に使用すべき場合
呼吸器以外の感染症
副作用
接触性皮膚炎、咽頭痛、過敏症状(皮膚・粘膜に刺激感・発疹)、皮膚感染症、皮膚挫傷(皮下出血など)、頭痛、のどの乾燥、鼻出血、睡眠障害、胸痛、むくみ、高血糖、血清カリウム値の低下、せき、吐き気