解説
『アゼルニジピン』は、血圧の薬に用いられる医薬品成分です。
作用
血管平滑筋に働いて細胞外から細胞内にカルシウムイオンが流れ込むのを抑える作用があるため、血管平滑筋の興奮・収縮運動を抑制して冠血管や末梢血管を拡張させ、持続的に血圧を下げる効果を示します。
使用上の注意
使用してはいけない場合
アゼルニジピン過敏症、アゾール系抗真菌剤使用者、ＨＩＶプロテアーゼ阻害剤使用者、妊婦
慎重に使用すべき場合
重度肝機能障害、重度腎機能障害、高齢者
副作用
ふらつき、便秘、動悸、頭痛、頭重感、顔面紅潮、房室ブロック、洞停止、徐脈、肝機能障害、黄疸、腹痛、下痢、しびれ