医療用医薬品成分

ミグルスタット

解説

『ミグルスタット』は、代謝性疾患の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

スフィンゴ糖脂質の生合成経路第一段階であるグルコシルセラミド合成酵素活性を阻害する作用があるため、神経細胞内へのスフィンゴ糖脂質の蓄積を減少させ、神経症状を改善してニーマンピック病C型の進行を抑える効果を示します。

使用上の注意

使用してはいけない場合

ミグルスタット過敏症、妊婦

慎重に使用すべき場合

腎機能障害、肝機能障害、胃腸障害

副作用

体重減少、食欲減退、うつ病、不眠症、リビドー減退、振戦、末梢性ニューロパチー、運動失調、健忘、錯感覚、感覚鈍麻、頭痛、浮動性めまい、下痢、鼓腸、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、便秘、消化不良、筋痙縮、筋力低下、疲労、無力症、悪寒、倦怠感、血小板減少

重大な副作用

重度の下痢

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ブレーザベス