医療用医薬品成分

マロチラート

解説

『マロチラート』は、肝臓の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

肝細胞に作用し、RNA合成を促進させるとともにリボソームを活性化させる作用があるため、肝臓でのタンパク質合成能を高め、肝細胞の賦活ならびに肝線維化を抑制する効果を示します。

使用上の注意

使用してはいけない場合

黄疸、腹水、肝性脳症

慎重に使用すべき場合

マロチラート過敏症、食道静脈瘤、妊婦

副作用

胃部不快感、口内炎、過敏症(発疹)、倦怠感、発熱、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹部の膨満感、腹痛、下痢、のどの渇き、かゆみ、ねむけ、頭痛、だるさ

重大な副作用

肝機能障害

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

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