医療用医薬品成分

プロトポルフィリン二ナトリウム

解説

『プロトポルフィリン二ナトリウム』は、肝臓の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

肝臓に比較的多く取り込まれ肝細胞のヘムの合成や代謝経路に用いられる成分で、直接細胞内酸化を促進する作用があるため、肝機能を亢進または改善して肝線維化を抑制する効果を示します。また、タンパク質合成を高めて肝臓の再生を助ける効果もあります。

副作用

胃腸障害、腹部違和感、身体違和感、吐き気、下痢、色素沈着(長期間使用したとき)、胃痛、心悸亢進(どきどきする)、ほてり

重大な副作用

日光過敏症(日光に当たると発疹やかゆみなどが現れるアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[ジェネリック]

プロトポルトプロルモン