『フルオロメトロン』は、眼の薬、ホルモン剤に用いられる医薬品成分です。

作用が穏やかな点眼用の副腎皮質ホルモンで、アラキドン酸カスケードに働きかけプロスタグランジンや抗体の産生を抑制する働きがあるため、毛細管壁や細胞膜の透過性が減少して炎症部への白血球遊走を抑制し、抗炎症・抗アレルギー作用を示します。主に眼の炎症に用いられていますが、通常は症状が強い時や視力障害の恐れのある重症例にのみ使用されます。

フルオロメトロン過敏症、ウイルス眼疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患、化膿性眼疾患、角膜上皮剥離、角膜潰瘍

眼の刺激感、結膜充血、下垂体・副腎皮質系機能の抑制、角膜ヘルペス、角膜真菌症、目の緑膿菌感染症、眼圧が高くなって、緑内障を発症

難聴、白内障、過敏症状(目が痛む、しみる)