医療用医薬品成分

ピレノキシン

解説

『ピレノキシン』は、眼の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

白内障の成因であるキノン体(トリプトファン代謝障害の結果生じる物質)が水晶体のタンパク質と結合するのを競合的に阻害する作用があるため、水晶体タンパク質の変性を防止し白内障の進行を遅らせる効果を示します。

副作用

目の刺激感、かゆみ、白目の充血、かすみ目、目の痛み、角膜のただれ、過敏症(眼瞼の炎症、かぶれ)、びまん性表層角膜炎

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

カタリンK点眼用カタリン点眼用

[ジェネリック医薬品]

カリーユニ点眼ピレノキシン