医療用医薬品成分

ビマトプロスト

解説

『ビマトプロスト』は、眼の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

内因性の生理活性物質であるプロスタマイドF2αに類似の化学構造および作用を有するプロスタマイドF2α誘導体で、プロスタマイド受容体と結合する作用があるため、眼房水の排出が促進されて眼圧を下げる効果を示します。

使用上の注意

使用してはいけない場合

ビマトプロスト過敏症

慎重に使用すべき場合

無水晶体眼、眼内レンズ挿入眼、眼内炎、ヘルペスウイルス潜伏の可能性、妊婦、授乳婦

副作用

睫毛の異常、眼瞼色素沈着、紅彩色素沈着、角膜びらん、眼瞼の多毛症、眼瞼紅斑、くぼんだ眼、結膜出血、角膜炎、霧視、眼脂(目やに)、狭心症発作、高血圧、胃不快感

重大な副作用

結膜の充血、かゆみ、虹彩色素沈着、角膜障害、眼周囲の多毛化

本成分を用いた医薬品

[先発品]

ルミガン点眼