医療用医薬品成分

ネパフェナク

解説

『ネパフェナク』は、眼の薬抗炎症剤に用いられる医薬品成分です。

作用

炎症を引き起こすプロスタグランジンを生合成するシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害する作用があるため、炎症とともに腫れや痛みを和らげ、熱を下げる効果を示します。この成分は点眼として用いられており、白内障など眼の手術後における炎症に用いられます。

使用上の注意

使用してはいけない場合

ネパフェナク過敏症

慎重に使用すべき場合

角膜上皮障害

副作用

眼の異物感、アレルギー性結膜炎、眼掻痒症、眼脂、結膜炎、眼瞼炎、角膜炎、角膜障害、眼痛、結膜充血、流涙増加、過敏症、悪心、皮膚弛緩症

重大な副作用

角膜潰瘍、角膜穿孔

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ネバナック