医療用医薬品成分

トロキシピド

解説

『トロキシピド』は、胃腸の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

胃粘膜に直接働いてプロスタグランジンやATPの産生を増加させる作用があるため、胃粘膜の血流や粘液分泌を促進させる効果を示します。そのため胃酸に対する防御機能が高まり、損傷された胃粘膜を修復するとともに胃炎・胃潰瘍を改善します。

使用上の注意

慎重に使用すべき場合

妊婦

副作用

腹部膨満感、胸焼け、吐き気、頭重感、便秘、ねむけ、ふらふら感、脱力感、ショック、アナフィラキシー様症状、肝機能障害

重大な副作用

黄疸

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

アプレース

[ジェネリック医薬品]

トロキシピドトロキシン