医療用医薬品成分

アンブリセンタン

解説

『アンブリセンタン』は、血圧の薬鎮痛剤に用いられる医薬品成分です。

作用

心臓の心房圧に関わりのある肺血管のエンドセリン受容体と結合して阻害する作用があるため、肺血管の収縮を抑えて血流量を増やすとともに血圧を下げる効果を示します。高血圧の中でも特に肺動脈性肺高血圧症に優れた効果を示します。

使用上の注意

使用してはいけない場合

重度肝機能障害、妊婦、アンブリセンタン過敏症

慎重に使用すべき場合

肝機能障害、貧血、重度腎機能障害

副作用

過敏症(血管浮腫、発疹)、頭痛、動悸、喀血、鼻出血、呼吸困難、副鼻腔炎、鼻咽頭炎、便秘、腹痛、悪心、嘔吐、末梢性浮腫

重大な副作用

貧血、心不全

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ヴォリブリス