医療用医薬品成分

トリベノシド

解説

『トリベノシド』は、痔の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

詳しい作用機序は解明されていないものの、微細血栓の形成を抑えて血液循環を促進する作用、血管透過性亢進を抑制して腫れを抑える作用、創傷部の治癒を促進する作用などが確認されており、痔による症状を改善する効果があります。

使用上の注意

使用してはいけない場合

トリベノシド過敏症

慎重に使用すべき場合

薬剤過敏症、食物過敏症、アレルギー性疾患、アレルギー性疾患の既往、慢性関節リウマチ、トリベノシド製剤使用者、妊婦

副作用

胃痛、胃もたれ、過敏症状(発疹、かゆみなどのアレルギー症状)、消化器症状(吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、胃部不快感、腹部膨満感、下痢、便秘など)、多形滲出性紅斑、頭痛、手足のしびれ、顔のむくみ、倦怠感

本成分を用いた医薬品

[先発品]

ヘモクロン

[ジェネリック]

ヘモタイトヘモリール