医療用医薬品成分

タウリン

解説

『タウリン』は、心臓の薬肝臓の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

肝臓において、胆汁酸の抱合体形成に関与して胆汁酸分泌を亢進させるとともに、肝細胞保護作用や肝細胞賦活作用(肝細胞の再生促進、肝ATPの増加)を有しており、これらの作用によって肝機能異常を改善する効果を示します。また、心筋におけるカルシウムイオン動態を調節することにより心筋の収縮力を調節するとともに、心筋保護作用や心筋代謝改善作用を合わせ持ちているため、心機能の低下を包括的に改善させる効果も発揮します。

副作用

吐き気、便秘、下痢、腹部不快感、嘔吐

重大な副作用

過敏症状(発疹などのアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

タウリン