医療用医薬品成分

大腸菌死菌

解説

『大腸菌死菌』は、痔の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

皮膚・粘膜の抵抗力を高めて損傷組織の治癒を促進する効果があり、主に抗炎症作用のあるヒドロコルチゾンと配合して肛門周囲の病症や手術創に用いられています。

使用上の注意

使用してはいけない場合

結核性感染症、化膿性感染症、真菌性感染症、大腸菌死菌過敏症、ヒドロコルチゾン過敏症

副作用

排便感の増進、軟便、便秘、皮膚の感染症、過敏症状(発疹、患部の刺激感やかゆみがより強くなる)、陰部の真菌性感染症、陰部のウイルス性感染症

重大な副作用

緑内障、後嚢白内障

本成分を用いた医薬品