医療用医薬品成分

センナ・センナジツ

解説

『センナ・センナジツ』は、胃腸の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

センナという植物の葉と実から作られた成分で配糖体センノシドA・Bを含んでおり、胃では吸収されず大腸管内で活性化合物に変換されて腸粘膜を刺激する作用があるため、反射性に蠕動運動を活発にして排便を促す効果を示します。

使用上の注意

使用してはいけない場合

センナ・センナジツ過敏症、センノシド製剤過敏症、急性腹症の可能性、痙攣性の便秘、重症硬結便、妊婦

慎重に使用すべき場合

腹部手術後

副作用

腹痛、吐き気、嘔吐、腹鳴、尿が黄褐色や赤色になる

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

アローゼンセチロ配合

[ジェネリック医薬品]

セリナリートピムロ