医療用医薬品成分

アルギン酸ナトリウム

解説

『アルギン酸ナトリウム』は、消化器系の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

胃や腸に持続的に付着して、胃酸などから粘膜を保護したり、粘膜からの出血を止める作用があります。そのため内服薬では胃・十二指腸潰瘍やびらん性胃炎、逆流性食道炎などの止血や症状の改善に用いられます。外用薬として、毛細血管などからの出血を止めるのに使われたりもします。

副作用

下痢、便秘

重大な副作用

過敏症状(発疹・発熱・かゆみなどのアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

アルトアルロイドG

[ジェネリック医薬品]

アルクレイン内用液サンメール内用液