医療用医薬品成分

サーカネッテン

解説

『サーカネッテン』は、痔の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

この成分はパラフレボン・イオウ・センナ・酒石酸水素カリウムなどを配合したもので、パラフレボンは静脈瘤(痔核)に選択的に作用してうっ血している静脈瘤血の凝固性を亢進させる働きがあるため、形成された血栓が硬化し、器質化して結節を閉塞萎縮させ、自然的に痔核を治癒させる効果を示します。また、消炎作用及び毛細血管透過性抑制作用によって痔核に伴う炎症・浸潤・出血を抑える効果もあります。イオウ・センナ・酒石酸水素カリウムは弱い下剤作用があるため、便通を調えてパラフレボンの効果を増強させます。

使用上の注意

慎重に使用すべき場合

妊婦

副作用

下痢、胃部不快感、食欲不振、吐き気、腹痛、過敏症(発疹)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

サーカネッテン配合