医療用医薬品成分

ガンマ-アミノ酪酸

解説

『ガンマ-アミノ酪酸』は、循環器系の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

GABAとも呼ばれ、TCAサイクルの導入部に必要なヘキソキナーゼ活性を高める働きがあるため糖質代謝を促進し、脳血流量・脳酸素供給量を増加させ 、脳内伝達物質を賦活する効果があります。この成分は主に頭部外傷の後遺症としてみられる頭重・頭痛・のぼせ・耳鳴り・記憶障害・睡眠障害・意欲低下などの症状に対して用いられています。

使用上の注意

慎重に使用すべき場合

妊婦

副作用

吐き気、食欲不振、便秘、下痢

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ガンマロン