医療用医薬品成分

オクトチアミン

解説

『オクトチアミン』は、ビタミン剤に用いられる医薬品成分です。

作用

体内に吸収されるとコカルボキシラーゼに転化されビタミンB₁と同様の効果を発揮するため、末梢・中枢神経障害やビタミンB₁欠乏症、脚気などの治療に用いられています。従来のビタミンB₁製剤に比べて腸管からの吸収が良好でコカルボキシラーゼに転化されやすく、長時間にわたってビタミンB₁の血清中濃度が持続されます。

副作用

腹部膨満感

重大な副作用

吐き気、胃痛、胸やけ、胃部不快感、下痢

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ノイビタ

[ジェネリック医薬品]

ノイロビタン配合