医療用医薬品成分

塩酸L-アルギニン・L-アルギニン

解説

『塩酸L-アルギニン・L-アルギニン』は、代謝性疾患の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

アルギニンにはタンパク質の代謝を経て生成されたアンモニアを尿素へと分解する作用があるため、毒素であるアンモニアの血中濃度の上昇を抑制する効果を示します。この成分は先天性尿素異常症などに用いられる稀少疾患医薬品です。

使用上の注意

使用してはいけない場合

アルギナーゼ欠損症、リジン尿性タンパク不耐症、アルギニン吸収障害

慎重に使用すべき場合

妊婦

副作用

吐き気、嘔吐、かゆみ、ねむけ

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

アルギU配合