医療用医薬品成分

エラスターゼ

解説

『エラスターゼ』は、循環器系の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

豚の膵臓から抽出した酵素成分で、血液(血清)の中に含まれるコレステロールの排泄を促進したり、リポタンパクの代謝をよくする作用があります。またコレステロールやカルシウムが動脈壁に沈着するのを防いだり、動脈壁の弾力性・伸展性を高める作用などがあり、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、高脂血症などの治療に用いられています。

副作用

過敏症(発疹、かゆみ)、吐き気、胃障害、下痢、便秘、食欲不振、腹部膨満感

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

エラスチーム

[ジェネリック医薬品]

エルモナーゼ